2018年7月9日月曜日

普段の景色の中にある「日本で一番最初」

 先日、学校評議員を4階多目的教室で開催しました。その際、学校評議員の方と、ここからみえる景色、特に春先から初夏にかけてがすばらしいという話をしていたら、実は近代日本の三角測量はこの景色の中から始まったと言うことを教えていただきました。詳しくお話を伺うと、現在の国土地理院にあたる組織が、明治15年に相模原市麻溝台と座間市ひばりが丘の両地点を結んだ直線である相模野基線をもとに、現在の鳶尾山頂付近に三角点を設定して、そこから全国に測量を広げていき、大変長い歳月をかけて全国地図を完成させたとのこと。
普段目にしていた愛川町の景色の中にある壮大なお話に、驚きと共に感慨深いものを覚えました。