2022年8月23日火曜日

NPO不登校を考える全国大会に参加 誰一人も置き去りにしない!








先週末に、本校の保護者の方から、「校長先生、お忙しいとは思いますが、もしお時間があればお金はかかりますがオンラインで参加できるので検討してみてください」と電話連絡があり、本校の喫緊の課題の一つである不登校について研修したいと思い、21日(日)の10時から16時半までオンラインでの全国大会に参加しました。

不登校に悩む親の会の現状や教育評論家の尾木さんの話、午後の分散会では、教育機会確保法についての講演に参加しました。

全国で不登校に悩む保護者の方の生々しい本音のお話を聞きながらも、明るく前向きな保護者の発表を見て応援したい気持ちになりました。

小学校に勤務した頃、登校しぶりや不登校傾向の子ども達が心配されましたが、中学校に入ってからは、授業や部活動に頑張る姿が多く見られ、うれしく思います。

ただその一方で、小学校の頃に比べ、さらに欠席日数が増えた子ども達もいて、担任を中心に、保護者と連携を取りながら、子ども達の居場所の確保や対応を考えています。

子ども達本人の不登校の状態にかかわらず、保護者が落ち込まず前向きに子どもに対して対応を続けていくと、きっと子ども達はエネルギーがたまってきて、学校や絆、フリースクール等に興味関心が湧いてきたり、担任の家庭訪問を気にしなくなったり、関係機関に行けなくてもホームスクーリングで保護者と良好な関係作りができたりしていくと思います。

不登校で悩んでいた全国の保護者の方の事例を見ても、そのように感じますし、自分の教員としての経験からも、保護者が一生懸命な方は、必ずプラスの方向に子ども達が向いています。保護者の方にも、その都度、たくさんの声かけをしてきました。

校長室で涙を流された保護者・家族の方もたくさん見てきました。話を聞きながら、保護者の頑張りを労い、「大丈夫ですよ」と寄り添ってきました。

これからもその姿勢は変えないようにしていきたいと、この研修を通して感じました。

尾木ママの講演は、大変良い学びになりました。外国と日本の教育制度の違いやインクルーシブ教育、STEAM教育、教育機会確保法について、たくさん学ぶことができました。

一日の全国大会の参加でしたが、不登校の考え方や捉え方、保護者の方への情報提供や対応、関係機関との連携、行政への発信等、改めて考え方を深めることができて良かったです。

翌日に、保護者の方とお会いし「全国大会に参加されたんですか?うれしいです」と保護者の方は喜んでおられました。校長室でゆっくり「不登校」の捉えや「教育機会確保法」等について話すことができて良かったです。

これからも、「誰一人も置き去りにしない!」学校作りに全職員で進めていきたいと思います。



 

グループ会議 床清掃 コピー機入れ替え・・・忙しい

職員室に活気が戻ってきました

コピー機が使えるようにパソコンからインストール

職員室の床がピカピカに

2学期の始業式まで、あと1週間となりました。

昨日は、朝からバタバタ忙しかったです。

午前中は全職員が、グループ会議でそれぞれの部会で2学期の教育活動について話し合いを行いました。

午後からは、全教室の床清掃とコピー機の入れ替えがありました。

職員室は、職員の笑い声が多く、活気に満ちていました。

いよいよ2学期が始まる準備が順調に進んでいます。

今日は、午前中に企画会、午後は東中学校区の小中一貫教育研修会が行われます。

9年間で子ども達の教育を小中でいっしょに支えられるように、建設的な意見をお互いに交換できたらと思います。