2022年2月3日木曜日

数学の授業 1年生

 今日は各自が自分の進度にあわせて学習する「自由進度学習」に取り組んでいました。

座席を個人で静かにどんどん進めたい人のエリア、友達と相談しながら進めたい人のエリア、先生に聞きながら進めたい人のエリアに分け、学習プランに沿いながら自分で進めていくという取り組みです。課題ができて答え合わせをするタイミングも自分で決め、理解度についても自分で自分の評価をしていきます。自分のペースに会わせて、みんな集中して取り組んでいました。

前のエリアは先生に質問したり説明を受けたい人
のエリア。とはいえ、ほとんど自分でどんどん進めてました。

いろいろなものを見るのは自由。ひたすら問題を解くこと
にチャレンジしていきます。

他の学年の数学の先生も
見学に来ていました。

これがこの時間の学習プラン。
「ここまでできたら三段階の真ん中」
ということが明示されています。

このへんは友達と相談しながらのエリアですが
やはり集中して自分で解いている生徒が目立ちました。

学習プランにも線を引いたりしてなにをやるか
明確に目標を持って取り組んでいます。

解き終わった人は解答がおいて
あるところに来て答え合わせ



給食も節分です

 今日のメニューは、節分ということで大豆の「福豆」と、よーくみるとおすましの中に鬼の顔のかまぼこが入っていました。メインのおかずには、これもやはり節分の時に魔除けとして飾るイワシの頭にちなんでイワシを揚げたものが出されました。

こうして季節の行事をたいせつにすることで、生活が豊かになり、情操が育まれます。感謝です。

今日の給食のメニューです。

歳の数だけ食べるといいとか。食べれない人は包んで
神棚に上げるといいとか。

おすましの中にはかわいい鬼のかまぼこが。


ごらんください!

 東中だより1月号を、本校ホームページ右側「東中だより」の欄に掲載いたしました。

ぜひご覧ください!



桃を投げる?

 今日は節分。冬の最後の日です。昔のカレンダーでは今日が大晦日(おおみそか)。明日からが新年でした。

新しい春を迎える前の日にいろんな良くないことを追い払うと言う意味で節分の豆まきが行われるようになったと言われます。


日本では西暦706年には行われていた記録があり、コロナ禍の現在のように疫病がはやったために行われたらしく、その宮中行事(それを追儺(ついな)といいます)が民間に広まっていったと言われています。

元々は中国から伝わった儀式と言われますが、現存する日本最古の歴史書と言われる「古事記」に、鬼を桃で追い払う、という話があります。日本の八百神の神々の「生みの親」であるイザナギ・イザナミに関わる伝説です。

イザナギをつかまえるために、イザナミが放ったなんと1500体からなる鬼の軍団(正確には鬼ではないですが)を、イザナギが桃を投げつけて追い払ったという話です。(なんか『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』のようですね)


桃は古来から厄災や鬼を追い払う霊力があるとされ、鬼退治をする「桃太郎」が桃から生まれたのもその思想から来ると言われています。

なので大昔は桃を投げつけて厄災や鬼を追い払うという考え方があり、前述の「追儺」の儀式も、桃の木で作った弓矢で鬼を追い払うという所作があるとのこと。

そういう鬼を払う霊力のある桃を実際に投げるかわりに、今の豆を投げるということが行われるようになったとのことです(諸説あり)。

何はともあれ、コロナという厄災が少しでも払われるために、これまで以上に予防策を丁寧に行おうと思うきっかけに節分がなるといいな、と思います。