2021年8月31日火曜日

1年生 数学科の授業

 今日はクロームブックを使っての授業。先生がグーグルのクラスルームというプラットフォームを使って、これまたグーグルのフォームというツールを使って生徒に問題を送り、それに生徒が回答を入力していく形で授業を進めていました。

今後に備え、たまたま授業がなかった他の数学の先生、英語や理科の先生も授業に入って、どう授業に生かしていくかを考えながら取り組んでいました。

とはいえ、先生も四苦八苦。生徒たちは操作の合間、余裕の笑顔で先生の悪戦苦闘ぶりを見つめていました。

生徒たちはだいぶ操作に慣れて余裕な感じ

英語や理科、もう一人の数学の先生も
授業に入ります

先生が悪戦苦闘している姿を温かく見守ります

「ちょっとまっててね!(汗)」



1年生 家庭科の授業

 こちらは1年生の家庭科の授業。1学期からやっている献立を考える学習をおこなっていました。「○群の食材が少なかったので・・・」など、なかなかしっかりとしたコメントを書き入れていました。また夏休み中の家での献立など、みんな集中していました。

集中している姿が、夏休み前に比べ、
少したくましくなったような・・・

「5群が少なかったから多くしようと工夫した。
4群を余り増やせなかったので果物を・・・」
まるで栄養士のようです。学ぶって、大きいですね。

自分で考えながらすすめます。

こちら「夏休み中の食事レポート」

なかなかよくできています


1年生 国語の授業

 2学期の授業が始まりました。これは1年生の国語の授業。夏休みの宿題の回収を行っていました。回収の時間を無駄にしないように、集める合間合間には漢字練習を行っていました。みんな、休み明けなのに、たいした集中力です。

次は、習字の宿題の回収。みんな達筆です!

てきぱきと集めます。

集めている合間をぬって漢字練習!

みんな集中してます。えらい!


登校風景 その2

2学期2日目。健康観察票の提出を昇降口の所でやることに変更になり、部活がないこともあって混乱があるかなとも思ったのですが。生徒たちはたちまち要領をつかみ、スムーズに提出をして教室に向かいます。さすが本校の生徒たちです。

このコロナ対応が始まってから1年以上たちますが、生徒たちの柔軟さにはあらためて舌を巻きます。大人の方が見習わなくてはと思います。

生徒たちにとって大切なことはなにかをしっかりと守りながら、生徒たちの一期一会の時間が少しでも充実するよう、柔軟に対応していかねば、と感じます。

昇降口の所に来る前に
健康観察票をカバンから出し、提出準備。

スムーズに提出

教室に向かいます。受付人員を
増やしていたのですが、思いの外スムーズ

次から次に登校していますが、
みんな準備万端

適応力がすばらしい。


学校長 始業式の言葉

 みなさん、おはようございます。

  2年ぶりのちゃんとした夏休み、どうだったでしょうか。

 先生は、こんな状況なので、生活に必要なものの買い物に出かけたくらいで、ほとんど学校か家で過ごしていました。

  ある日、お店で、盆踊りの音楽が流れているのを聞いて「はっ」としました。学校と、家と、買い出しをするお店と、そんな限られた中で毎日同じような生活を繰り返していたので、ああ、そういえばそんな時期だな、と強烈な印象が残りました。

  盆踊りやお祭り、花火など、いろんな行事、音楽などは、同じような毎日に彩りを添え、心に潤いや豊かさをもたらせてくれます。学校生活でも、1学期は体育大会や生徒総会、部活の総体など、様々な活動を条件付きながらも行う事ができ、みんなの心にたくさんの財産を残してくれた思います。

  今日から始まる2学期は、1年の中で1番長い学期で、行事もたくさんあります。ですが、状況次第ではどうなっていくかわかりません。もしかしたら色んな行事が延期や中止になることもあるかもしれません。そんな時、もしかしたら日々の生活で自分が進んでいく方向を見失ってしまうこともあるかもしれません。また、こんな状況で、目標がみつからない、好きなことが見つからないといった人もあるかもしれません。

  でも、見つからないのではなく、まだ見つける時にいたっていないから見逃してしまっているのかもしれません。そんなことに気づけるようにする力を蓄えるのが、小学校から中学校の今まで続いている毎日毎日の地道な積み重ねです。

 


例えば、オリンピックでも、勝敗によらないたくさんの感動があったと思いますが、おそらくはその種目を部活でやっている人はそのプレーの凄さがわかるだけにまた別の感動があったのではないでしょうか。それは毎日積み重ねているからこそそ、その難しさ、大変さがわかるから感じることができるのです。自分ができるできないは関係ありません。そしてそれはオリンピックに限ったことではありません。小説や音楽、アニメ、絵画など、生活に潤いをもたらし、豊かにしてくれるものは、みんなが毎日の日々を積み重ねているからこそ何かを感じることができるものなのです。

  そんなふうに、毎日の積み重ねが、生活に彩りや豊かさをもたらせてくれ、それがたとえ今でなくても、いつかはこんなことをやりたい、こんな方向に進んでいきたいといった思いに結びついていくと思います。

  だから、2学期、様々な事を学び、積み重ねる環境を守るために、とるべき行動を一人一人が考え、そしてどんな状況でも、二度と戻らないみんなの一期一会の時間を守り、大切にする学期にしてほしいと思います。


  それでも、自分がちゃんと前に進んでいるのかわからくなることもあるかもしれません。そんな時のために、オリンピックで先生が一番印象に残った言葉をみなさんに贈って終わりにしたいと思います。ソフトボールのエース、上野投手の言葉です。

「360度全て前。しっかり前を向いていればそこにゴールがある、自分がこっちだと思った方向ならばどこを向いていてもいい。歩みさえ止めなければ必ずゴールにたどり着く。」

いい二学期を。