2020年3月19日木曜日

次の年度のよりよい授業のために

今日は授業力向上・学力向上のための校内研修会が開かれました。
県央教育事務所の指導主事をお招きし、これまでのまとめと同時に、来年度の研究のテーマについて考えました。
一番印象に残ったのが、「活用」ということ。授業の時にはほぼほぼ全員が理解できて問題も正しく解けるようになるのに、半年たち、一年たつと、同じ問題をとけなくなるという問題。
当然、発想としては家での自主学習が大切というものがあります。その一方で、例えば、その知識なりを日常的に「活用」することができれば、そういった問題も解決できる、ということです。
例えば英語などが一番いい例でしょう。授業で学んだ時は正しくできるのに、時間がたつと忘れてしまう。結果、英語全体がわからなくなる。
それで、自主的に家庭等で学習できればいいのですが、必ずしも十分にできるとは限りません。そこで、日常の授業で、教師がいかに学習内容を系統的に理解し、いま行っている学習が、以前のどの学習と結びついているかを授業に上手に日常的に取り上げていけば、「授業内での『活用』」が図れるのではないか、というヒントをいただきました。
今後に生かしていきたいと思います。