2021年11月5日金曜日

まずは一つ

 3学年の期末試験二日目。今日は5教科と長丁場。それでも集中力を切らす事なく、最後まで問題と真剣勝負を繰り広げていました。

合格発表まで乗り越えていくべきハードルはたくさんあります。でも、まずは一つ乗り込ました。お疲れ様でした。

1組の様子です。

2組の様子です。

3組の様子です。


4組の様子です。



5組の様子です。



冬望

 この週末の日曜日、11月7日は「立冬」です。今年も、冬が始まります。

冬の到来をつげる体育館前やプール前の椿の木は、やはり今年も立冬に合わせるように花を開き始めました。

中国の有名な漢詩「春望」(2年生の国語で習います。だいたいどこの教科書会社にも載っている漢詩なので、覚えていられる保護者や地域の方々も多いのではないでしょうか)の、「国破れて山河あり。城春にして草木深し(国は戦乱によって荒れ果ててしまったが、自然はいつもと同じように季節が巡り、春である今、戦乱で壊された城跡にもいつもの年と同じように草木が生い茂っている。)」という一節が頭に浮かびます。

自然の様子に比べた人間の営みのはかなさを歌った歌と言われます。反対の方向から見れば、人間の営みのはかなさに対して、自然の永遠性を表しているとも言えます。

「変化していく事の中にこそ永遠性がある」「変化していくからこそ変わらないものを手にする事ができる」と。

感染の状況もようやく下火になってきたものの、このコロナ禍でそれまでの方法ではできなくなってしまった事がたくさんありました。しかし、「ではどうすればできるか」と、学校でも生徒と先生、そして保護者・地域の方々と一体となってたくさんの変化が生まれ、ICTも導入され、生徒たちの一期一会の大切な時間がなんとか守られ、今年もまもなく師走を迎えます。

今後も、変化をおそれない学校でありたいと思います。

画面の右が南側、左が北側です。
やはり南面から咲き出すようです。

こちら南面。地面や壁に近い方から
咲き始めるようです。昨年度もそうでした。

こちら北面。つぼみが膨らんでいますが
まだ花開くまで入っていません。

そのすぐ下には、立春の頃花咲く水仙が育っていました。

こちらはプール前の椿の巨木。
例年、三者面談の頃に満開になります。

今年はなぜかサルビアがこの時期でも元気。
いつもならもう花の終わりの時期なのですが、
むしろ花を増やしています。
この現象はどうも本校の花壇に限ったものではないようです。