2023年10月30日月曜日

今、不登校を考える!










合唱コンの代休ではありましたが、先週の23日(月)に、県教育研究所主催の教育相談・支援教育部会で町教育委員会の発表を聞きに行きました。

指導主事や絆の主任の先生が、本町の不登校の現状や町の持っている資源の紹介、特に相談指導教室「絆」による不登校支援の紹介を話されました。丁寧な内容の発表でした。お忙しい中、お疲れ様でした。

後半は、本町にもよくかかわってくださっている東海大学の吉川先生のお話でした。

お話は大変わかりやすく、不登校についての理解を深めることができました。

不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方で、支援の視点として、不登校児童生徒への支援は、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的にとらえ、社会的に自立することを目指す必要がある、と文科省は伝えています。「社会的自立」とは、「社会に生きる私」の存在意義を見出し、そして社会に主体的に参画すること、を指します。

お話の中で、

①大変なのは子どもだけでなく大人も大変で、決して強くはないということ、

②家庭の問題ととらえると解決できないということ、

③新型コロナが社会にもたらした子ども達の不安は相当に重たいということ、

④幼保小連携の必要性、

⑤学校が楽しいことが大事、

⑥授業力・学級経営力が大事、などがキーワードとして、私の心に残りました。

率直に「楽しい学校・わかる授業にしたい」、と思いました。

明日は、「愛川町不登校を考える保護者の会」が開かれます。14:00スタートですので気軽に参加してください。教員は参加しませんので安心してください。