今日から3学期の給食開始です。
お正月のはじめての給食には、もちを模した「しらたまぞうに」、「たづくり」、「くりきんとん」そしてデザートには「だいだい(みかん)のムース」、そしてたぶん「よろこんぶ(昆布)」にかけたわかめご飯という、見事にメニュー全てがおせちを意識した季節感あふれる内容でした。栄養士さんに感謝。
今日から3学期の給食開始です。
お正月のはじめての給食には、もちを模した「しらたまぞうに」、「たづくり」、「くりきんとん」そしてデザートには「だいだい(みかん)のムース」、そしてたぶん「よろこんぶ(昆布)」にかけたわかめご飯という、見事にメニュー全てがおせちを意識した季節感あふれる内容でした。栄養士さんに感謝。
3学期始業式の学校長の言葉です。
新年明けましておめでとうございます。
新年なので、「幸せ(しあわせ)」というおめでたい言葉について少しだけお話をしたいと思います。
昔は「仕(し)合わせ」と書きました。「し」は「する」という意味。元々は「神様がすること(つまり運命や巡り合わせ)に合わせる」という意味だそうです。相手が神様なので、逆らいようがなく、大切なのはそれに自分が「どう合わせるか」で「幸せ」になるか「不幸せ」になるかが決まる、ということだそうです。 だから、昔は、「しあわせ」がよい=運命に上手にあわせていくことができている。 「しあわせ」がわるい=運命に上手に合わせることができずにいる、という風に、「しあわせがよい」、「しあわせがわるい」という言い方をしたそうで、時代がたつに従って「しあわせがよい」=幸せ という意味になっていったそうです。 だから、「しあわせがよい」=「幸せになる」とは、「今の状況を受け入れ(受け身)」て、「その状況で何ができるかを考えていく(能動的)」、そんな受け身と能動的であることを同居させることが大切である、ということだそうです。ちなみに英語で「幸せ」は「Happy」。
「Happy」の語源は「Happening(偶然の出来事)」と同じだそうです。日本語と同じなんですね。
昔は今よりも薬もなく、疫病にも対抗する手段がなく大変でした、だから、世界中で、古来から、そんなどんな時代にも通じる心の核になるような考え方が生まれていったのですね。