2019年11月28日木曜日

機会を捉えろ!

3年生の三者面談がはじまり、進路決定もいよいよ大づめを迎えています。
3学年の廊下には、学年の先生たちが、生徒たちが進路情報をしっかりつかむことができるように、高校から届いたポスター等を掲示し、日々管理しています。
一見、毎日変わらない風景ですが、すこしでもちゃんと伝わるように毎日心を配っています。
ポスターをよく見ると、各高校でそれぞれ何回か設定してある見学会や説明会が、いよいよ今年度最後になってきているのがわかります。
しっかりと機会を捉え、進路選択を納得のいくものにしていってほしいと思います。




ふるさと愛川の話 その①「ヤマトタケルのはなし」

昨日の学校運営協議会で、本校の中学校区の南側の地区、二井坂の区長である柏木さんから、ふるさとである愛川町のお話をいくつかいただきました。
何回かに分けて、不定期でご紹介したいと思います。
自分たちの育つふるさとの事を知る、ということは、自分というものを確かにするためにも、とても意味のあることです。知ることで、ふるさとへの愛情もまた育つと思います。また、保護者のみなさまなど、地域の方々にとっても「へーっ、しらなかった。」というものもあるかもしれません。
また、こんなふうに、地域の方と学校が結びついていくのも、とてもいいなあ、とも思います。
ぜひご一読いただければと思います。

「ヤマトタケルとその妻オトタチバナヒメの話」

あの日本の昔の話に出てくる伝説の英雄、「ヤマトタケル」が、東国征伐の折に、中津川に来たことがある。ヤマトタケルの奥さん、「オトタチバナヒメ」と一緒に、現在の静岡県から神奈川の足柄峠を越えて相模に入った。その時のことが日本書紀にも記されていて、八菅山から鳶尾山に続く美しい山並みを見て、ヤマトタケルが、まるで龍がふせているようだと、八菅山のことを「蛇形山(じゃぎょうさん)」と語ったとのこと。・・・(中略)・・・(その後オトタチバナヒメは悲しい運命をたどるのですが、その夫婦愛は今も語り継がれています)
仲の良い夫婦二人が神奈川にはいってはじめて見渡して眺めたのが中津川とその山並みであったことを、私たちは忘れずに大切に伝え、誇りにしていきたいです。