2020年7月31日金曜日

一期一会 学校長終業式の話

みなさん、おはようございます。
  皆さんは担任の先生に黒板に書いてもらった、この一期一会という言葉を知っている人、どれくらいるか、ちょっと手を上げてください。
  「一期」とは「人の一生」、という意味で、「一会」とは「一度の出会い」という意味です。言葉全体の意味は、「この出会いを一生に一度限りのものと思って大切にするよう心がけよう」というものです。よく目にする言葉なので、先生自身も、そうだよね、と思う程度で、今まであまり深く考えることはありませんでした。
  でも、このコロナによる様々な出来事を通して、改めてこの言葉の意味の持つ深さを考え直させられました。
  3月から6月までの3ヶ月。友達には会えず、勉強は家で自分で課題を解き、体力づくりも自分で、手洗いうがいをこまめにやらなくてはならず、気晴らしに外に出ることもままならず・・・・・。学校が始まっても、体育大会はできず、分散登校に始まって、そのあとは40分?7コマ授業になって、部活動は十分にはできず、夏の総体は交流試合になり、夏休みも短くなって、・・・と、皆さんにとって本当に厳しい状況が続きました。
  でも、この数ヶ月をリセットして、やり直すことはできません。取り戻すこともできません。だから、たとえこの先の未来もコロナや他の事で何が起きたとしても、どんな状況でも、取り返しのきかないその瞬間を精一杯生きるしかありません。今、この時は、二度とやってこない、みなさん一人一人の人生のたった一度だけの貴重な一瞬一瞬です。
  どんな状況であろうが、今のこの瞬間は一期一会。二度と戻らないこの瞬間をどう生きるのか、まるで負けたら終わりのトーナメント戦の真剣勝負です。そしてそれは自分次第。この一期一会という言葉は、「あなたはそういう覚悟を持って「今」を生きていますか」と問い正してくるような、そんな言葉なんだということを今回のことを通して改めて思いました。
  でも、みなさんは、こんな話をするまでもなく、今いる状況で精一杯取り組んでくれています。交流戦、すばらしかった。全力で取り組む姿に感動しました。雨で明日に延期になった部活にも期待しています。また、授業の様子、生徒会の活動、どれをとっても、この一期一会のその瞬間に向き合っていく姿に、本当に愛川東中学校の生徒はすごいな、とうれしい気持ちを持つことができた1学期でした。
  3年生、その背中で下級生たちをよく引っぱってくれています。2年生、3年生を補助しながら、活動に頑張ってくれています。1年生、何もわからない状態で始まった中学校生活に精一杯取り組んでくれました。どの学年も本当によく頑張ってくれました。先生も勇気づけられました。ありがとう。
  明日から夏休みです。夏休みのしおりに、みなさんがこの夏、この「一期一会」を大切にするのに役立つような言葉をいくつか紹介しておきました。ぜひ読んでみてください。
  それでは、2学期、さらにたくましくなった皆さんにお会いできることを心から楽しみにしています。
  良い夏休みを。

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