2023年12月15日金曜日

校長会研修会 これからの時代の学校づくりに期待されること 

講師は玉川大学の先生

 今週は、1・2年の先生方は面談、3年の先生方は進路で大忙しですが、校長も「師走」というくらい大忙しです。勤務時間は終わっても、職員室は成績の最終チェックや進路事務で数字の声が聞こえてきます。でもその後に、先生方の笑い声が聞こえるとホッとします。

今週は、愛川高校連携の受験生と私立高校推薦の受験生の34名の校長面接、地区の校長会や愛川高校での中高一貫教育の出張、教育委員会の方の対応、保護者の方との面談、PTA本部会、成績チェック、WEB出願準備等、スケジュール管理が大変でした。あと来週の5日間で2学期の終業式ですので、体調管理を整えながら、2学期の締めくくりをしたいです。

さて、校長会の研修では、「これからの時代の学校づくりに期待されること」を本校の校内研のスーパーバイザーである玉川大学の先生のお話でした。

Society5.0でさらにICTや技術革新が進む中で、学校教育も変わっていかなければなりません。公教育の役割は、子どもの学びの状況を観察し、個々の学びの実現を支援することになります。また、2020年12月5日の閣議決定では、「Society5.0で特別な支援を必要とするなどの多様な子ども達を誰一人取り残すことのない一人一人に応じた個別最適化学習にふさわしい環境を速やかに整備する」とされています。

今回の研修会で、心に残ったキーワード・キーセンテンスを載せておきます。

公教育の目的は、「自立した学習者を育てること」

学習指導要領を考えるうえで、いかにして生徒の自己決定ができるような場面、余地を残しておくのか。

自立とは健全なる依存である。「健全なる」とは相互性や助け助けられる関係 学校教育の場で「助け助けられていくため」に知恵を教える。

愛川プロジェクトのテーマは「インクルーシブな学校の開発」 すべての学校で、改めて、子ども達の「人権」(主体として誰一人も取り残されないという認識)を確かなものにする取り組みの必要性。

インクルーシブの実践 これからの教育は「スーツケースではなく、風呂敷で!」 でっこみ、ひっこみはあっても、そっとむすんで、そっとつつみこむ。

「ナチュラルサポート」教育の大切さ、常識として当たり前のこと「支えてあげる」という意識はなく、当たり前に支えることができる。

余計なお世話はないか、どういうお互いの関係が健全なのか考え、そういう自分を作っていくことが大切。

講師の先生、お忙しい中、ありがとうございました。

これからも愛川プロジェクトや本校の校内研のスーパーバイザーとして、よろしくお願いします。



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