2020年2月7日金曜日

小さくて大きいこと

朝早くに学校を回っていると、よく担任の先生が登校してくる生徒たちへメッセージを黒板に書いておくのに出くわします。
朝、教室に来た時、こんなメッセージが書いてあると、ちょっとうれしく、ちょっとほっこりすると思います。
ちいさなことかもしれないけれど、その積み重ねが、きっとおおきな心の財産になっていくような気がします。




そうぞう ~琴の授業~

1年生は音楽で現在伝統的な楽器ということで、琴の学習をしています。
これまで姿勢や音の出し方などを学習し、「さくらさくら・・・」の曲を練習してきました。
今日は一段階進んで、その前奏部分を自分でつくる、と言う授業でした。
例えば、一枚、2枚の花びらがひらひら舞ってくるところから始め、そのあと風に巻かれてたくさんの花びらが舞うようになる、といった情景を自分で想像し、それにあった奏法を選び、メロディーも創っていくという授業です。きちんと何を目指すか、が模造紙で掲示され、生徒たちはみんなで対話を重ねたり、自分で情景を想像したものをプリントに書き出したり、熱心に取り組んでいました。
想像から想像へ。
わくわくするような楽しい授業でした。












2020年2月6日木曜日

あと少し

入試まであと1週間。
教室には、倍率の記事が掲示されたり、面接のやり方の図が掲示されたり、カウントダウンが書いてあったり、そして、縦割りの下級生からの応援メッセージが届けられていたり、自習に励む3年生がいたり・・・・・いろんなサポートする気持ちを受け取り、一人一人が「今」に、「自分」に挑戦しています。






誠実さと強さと 新・あいさつ運動

一昨日の代表委員会の様子の紹介のところで触れてた、「新・あいさつ運動」の様子。
部活の顧問の先生に、「今日挨拶運動なので」と断り、みんながしっかり集まっていました。
忘れてしまう生徒が多い、というのはなく、また交代制だから取り組みがいいかげん、というのも全くなく、みんなで一生懸命取り組んでいました。
こんな風に、誠実に取り組む姿勢というのは、当たり前のようでけっこう「強さ」も必要です。
「新・あいさつ運動」が表す、新生徒会のあり方。今後が楽しみです。




2020年2月5日水曜日

丁寧に

今日も、丁寧に繰り返す基礎基本。
呼吸の長さをしっかりとパートごとに繰り返す。
先生がいてもいなくても、大切なことだと思うから、自分がやる。
そんな意志が伝わってくる練習風景。
そんな部活だから、当然荷物も整然と置かれています。



2020年2月4日火曜日

創る ~代表委員会~

月例の代表委員会が開催されました。
生徒会長からの言葉があり、2月の全校集会をはじめとした予定の確認も行われました。
3年生は受験があるので、現在は1・2年生で運営しています。
この新のメンバーたちで、「あいさつ運動」を全専門委員会の持ち回りにして、継続的に行われるようにした取り組みを新たに始めました。先輩たちが創り上げたものを元に、さらに新しいものを自分たちで創り上げ、積み上げていく。頼もしい限りです。
会の終わりには担当の先生からも、誰もが挨拶したくなるようにしていこうという言葉がありました。
また、学校長からも、学校教育目標に近づいていくために、柔らかい頭でいろんなアイディアを出し、新しいものを創り上げていってほしいという話がありました。





2020年2月3日月曜日

春よ、来い

2月になりました。今日は節分。明日は立春です。
校庭には、例年より少し早く、水仙の花が咲き始めていました。
今冬は暖かな日が多かったからでしょうか。
3年の教室を回ると、机の上に、入試に向けた国語のよみとりのポイントが示されたプリントが置き忘れられていました。またあるクラスには、卒業までカウントダウンのメッセージを載せた掲示がありました。廊下には、いつもの入試までのカウントダウンも。
きっと、みんな、いろんな春を思い描いているのでしょう。




2020年1月31日金曜日

翻訳こんにゃく?

 本校は国際教室が設置され、通室している生徒が30名前後います。5教科を中心に別室で学習をしたりします。本校は出身国だけで12カ国、言語数も10を数えます。通訳さんがくる日は限られていますし、対応できる言語も4程度だったので、個別指導といっても、なかなか意思疎通が難しい場面も多々ありました。
 そこに表れた救世主がちまたで話題の「ポケトーク」。
 本校PTAより、学校に2台の寄贈を受け、フル回転で活躍していましたが、先日神奈川県教育委員会が発売元のソーネクスト様から期間限定ですが20台の貸与を受け、うち2台を本校に配置していただきました。
 必要な場面は、生徒に対してだけではありません。保護者の方に急に連絡を取る必要が生まれることも多々あります。発熱やケガの際の連絡、最近の異状気象による急な予定の変更、なにかトラブルが起きたときの連絡、三者面談などの教育相談など、学校での学習指導だけではなく、様々な場面で必要になります。生徒が日本語は不自由がなくても、保護者の方は進路指導等専門的な言葉を使う場合はポケトークがあった方が良い場合もあります。
 100%意志が通じなくても、その翻訳を元に話が広がり、それが言葉の訓練になったりもします。
今日もポケトークを使いながら、保健体育の授業のレポートを日本語で完成させる取り組みをしたり、高校受験の面接の練習をしたりしていました。
左2台がPTA寄贈品、右2台が今回貸与していただいたもの
ポケトークを使いながら学習を進めます

自分でレポート作成の時も
          面接練習 面接シートで上手く伝わりません

              ポケトークで伝えます



2020年1月30日木曜日

道具として ~ipad導入される~

 この年末に本校にもipadが40台導入され、1月28日(火)には職員対象に使用方法に関する研修会が開催されました。機器自体の性能向上に加え、無線で生徒それぞれが持つ各ipadを結び、生徒はそれを持って教室の内外、校舎外などを動き回って意見を交換したり、写真や動画をとり、レポートや作品等を作成してそれを即座に大画面で共有するなど、一昔前の固定してPCを使っていた時に比べ、「できることが増えた」というのが一番の感想でした。
 愛川町の学校現場にPCが初めて導入されたのは1980年代後半から1990年代前半で、私が教員になっても間もない頃でした。その頃は、現在は姿を消した「ワープロ専用機」が学校の職員用としても使われていた時代でした。合わせてPC教室が整備され、教員6年目にはそれをどう生かしていくかという研究の主任に任命されました。おそらくは若くてその手の機器に抵抗が少ないだろうという事であったと思います。
 当時のPCの性能は、記憶が間違いでなければ、メモリが1MBのうちの640KB、(『GB』ではありません。現在の数千分の一です)、HDD容量は20M、クロック周波数は16MHZと、現在からは考えられないほどの数字でした(ちなみにOS(現在のWINDOWS10やAndroidのようなものです)は『MS-DOS』でした)。できることも今にして思えば大変限定的でした。
 しかし、当時は「すごいことができるようになる」というイメージが先行し、「授業のためのPC」ではなく、「PCを使うために授業をどうするか」というような発想がどこかにありました。
 そんな中研究を進めていき、最終的には「授業を進める際、より生徒の理解を助ける場合は利用できるひとつの多機能道具」という結論に達しました。
 現在から見れば、ごく当たり前のことなのですが、それまでとは異なる新しい機器が入ると、ついつい腰が引けてしまい、利用しないでそれまでのやり方に固執してしまいがちになるというのは、いつの時代でもあることです。しかし、「あくまで理解補助のための道具」と割り切って、その性能を知った上で「利用した方が生徒が理解しやすい」と思えるときに有効に活用する、といった事を忘れないで、授業力向上に向けた気持ちを持ち続けることが大切なのだと思います。
 とはいえ、現在の生徒たちも先生たちも、みんなICT機器のネイティブという感じです。さっそく今日授業に使い始めていました。写真は女子の保健体育の授業です。きょうは「画面の大きなビデオカメラ」として使っていました。各グループに別れて練習し、ある程度できるようになったらそれをipadで撮影、それをみて修正する、そして続きの振り付けをやっていく、という内容でした。先生が順番にとってあげてそれをグループごとに集まって即座に見るのですが、「撮影したのみると、タイミングがずれてるのわかるね。」「まだまだ動きが小さいね」というようなことを自分たちで話し合いながら、次の段階へのモチベーションとしていました。
 今後もいろんなアイディアで利用され、それが共有され、さらによりよい利用法が考案され、そしてそれが生徒に還元されていく、ということが続いていくようにしていきたいと思います。