2021年4月16日金曜日

リズム  2年生国語の授業

 2年生の国語の授業。『枕草子』を扱っていました。

授業はきちんと構造化された中身の濃いものとなっていました。「授業の構造化」とは、簡単に言うと、授業のやり方のパターンがある程度定まっているということ。

「パターンが決まっている」というと、マンネリしてしまうのではと心配してしまう人もいるかもしれませんが、むしろ正反対。展開がある程度わかっているので、生徒たちは安心してやるべき事に集中しているし、展開のパターンは一定でもやるべき内容も毎時間異なるし、単元の何時間目かによってパターンも少しずつ異なってきますのでマンネリとは全く無縁。またそのパターンの中に生徒の活動が常に入るように工夫されていて、周りの生徒とも意見を交換する設定もあり、次々にリズム良く授業が進み、「よくわからなくて寝てしまう」「集中できなくてほかのことをやってしまう」ということが入り込む余地がありません。

生徒たちはだいぶ慣れてきているようで、先生の言葉に素早く反応して密度の濃い時間を過ごしていました。

今日の授業の目標の提示

続いて漢字小テストです。

採点です。「しまった!」「よかった!」思わず声が・・・

今日出題された漢字のポイントの確認。

続いてすぐに起立して前回覚えた夏の段まで
をみんなで(小さい声で)暗唱

続いて時間を1分、2分と短く区切って
次の所の暗唱を各自で行います。

着席してプリントで前回学習した内容の確認

これも数分単位で短く時間を区切って
内容を足したり読んで確認したりしています

続いてグループにしてお互いが
書いた文章を見合います。

順繰りにグループの中で回し読みです

コメントを付せん紙に書き込みます。

内容を本人に聞いたり、コメントを書いたり、
短い時間なのでみんな集中します

このあと、付せんに書かれたグループメンバーがくれた
コメントを元に、戻ってきた自分の文章を練り直します。


心を耕(たがや)す

 本校では、学校教育目標「仁」(思いやりがあって優しい)の育成の一環として、朝読書を実施しています。朝の会の後に行います。

読書は、心を耕します。

自分の意見も他者の意見も尊重する所から次へのステップがはじまります。本の中のいろんな考えを、「自分ごと」と捉え、考え、深めていくことを積み上げていく事が大切。そのきっかけ作りとなる、大切な時間です。

短い時間ですが、みんな本の世界に入っていきます

シ~ン・・・・

時間の経過と共に集中度が増していきます

朝を整った気持ちでスタートすることにもつながります

担任の先生も一緒に読んでます。それが大事



朝の会 1年生

 1年生の朝の会の様子です。

これもまた小学校とは大きく違う所。中学では、時間を短く区切って生徒たちが短学活を仕切ります。この後の1時間目が担任の授業でないことの方が多いので、その前の1日のスタートとなる短学活は数少ない学級の時間として大切な意味を持ちます。(小学校はそのまま担任の授業となるので、このあたりの区切りがわりと大まかな学校が多いです。)

短学活の内容は試行錯誤を重ねてある程度学校で共通になっています。それでも、前に出て司会進行する生徒や担任の先生によって雰囲気は変わります。それもまたいいところ。いろんな在り方があることを学びます。2週間目の最終日を迎え、1年生も流れがわかってきて、少しずつ慣れてきました。

「おはようございます!」
1日がさわやかなあいさつでスタート

さっそく司会が前に出ます。
出席確認、健康観察が行われます。

生活ノートの記入。すでに担任からの返信等が赤で

集配物の回収・配付

各委員会・係から。昨日は専門委員会があったので
次々に報告が。

その裏では副担任の先生が健康観察表や検温表、出席簿等の確認を

司会も係の発表も、聞く方もしっかりとりくんでいました


さっそく。  (図書委員会)

 昨日が初めての専門委員会でしたが、さっそく図書委員会の「ほんだいすき」が各学年フロアに掲示してありました。たのもしい限り。今後が楽しみです。

こちら1年フロアのもの。1年生の図書委員が製作したのでしょうか?
こいのぼりがかわいいですね。

こちらは2年生。メッセージが率直でいいですね!

こちらは3年生。スローガンにしたのが3年生という感じです