4組 議論に燃えていました
今日の1年生の道徳は、「義務とは・・・」という作品でした。 体育大会前に、よくありがちなぴったりな題材でした。 推薦でリレーの選手に選ばれるも、選ばれた子は絶対に走りたくない、なぜかと仲間に問われても理由を言わない、背景には走りは速く毎年リレーの選手に選ばれているが、成績が下がって陸上部を辞め、これでリレーの選手になったら勉強時間がなくなるということのようです。
クラスを二つに割り、クラスの意見とAくんの意見の立場に立って、議論していました。 多少感情的になる部分や相手側を説得する意見としては甘いと感じる部分はありましたが、それでも見ていて面白かったです。
「強制的にさせるのはどうか」「他に走りたい子がいるのでは」「成績が下がると心配している人は他にもいるのでは」「本当にそれが理由なのか」等さまざまな意見が出ました。
ある担任は、「私ならAくんに走ってもらいます」と断言した先生がいました。 私も同じかなと思いました。
私は、Aくんの本当の理由が聞きたい、2人でじっくり相談する時間を設けたいと思いました。走りたくない真意がどこにあるのか、本当に勉強が理由なのか、仲間も先生もAくんに期待している、活躍したときにみんなで拍手をし讃えたい、Aくんにクラスのために走って良かったと心からそう思ってもらいたい、これからも得意なこと、不得意なこと、クラスの一人ひとり色々あると思うけどみんなで支え合いながら、行事や学習に取り組んでいこう、と持っていければ理想かなと思っていました。真意を聞いて、担任としてAくんの真意が納得できれば別ですが・・・。
本当ならみんなで解決できればいいですが、最後は担任が頑張らないといけないクラスですね。
このお話の続きが知りたいです。
道徳なので、考え方はさまざまで結論はありません。ある担任も言っていましたが、 まずは相手の意見を尊重し、受け入れながら、自分の考えを話すようにするといいですね。 感情的にならずに、話し合いがスムーズに進んでいきます。
これも大切な学習です。
これからも、「考え議論する道徳」を楽しみにしています。 |