本校では、3年生の数学と英語で少人数指導を行っています。生徒一人一人の表情を見ると、理解できているかどうかわかりますので、即座に説明を変えたりできます。様々な活動やワークもやりやすくなり、また、ノートやプリントの内容を巡回しながら確認し、それぞれの理解度に合わせたアドバイスもやりやすくなります。
今日は3年生の数学の少人数の授業。因数分解について学習していました。生徒の目線に立った説明が生徒の頭の中に無理なく吸収されていきます。「( )の式の展開の時は単純に順番通り掛け合わせていけば良かったけど、因数分解は、『かけたとき○○、足したとき△△になる組み合わせな~んだ』っていうふうにクイズを解くように考えなきゃいけない。めんどくさいけどそういうものなの」「コツがあって、足し算とかけ算、どっちを先にやるとわかりやすいかわかる?」「周囲と相談してごらん」と、生徒が引っかかりそうな所を平易な言葉でときほぐしてあげていました。生徒たちは生き生きと授業に取り組んでいました。
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生徒の様子を確認しながら説明します |
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机間巡視です。生徒が生き生きと質問しています。 |
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みんな集中して取り組んでいます。 |
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「足すと7になる組み合わせって何がある?」 「小学生までなら3通り?でも中学生だから・・・無限にある?!?」 と具体的に示していきます。「かけ算で10になるのは4パターンしかない・・」 |
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周りと相談して考えます。 |
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板書も、色分けしたり、きちんと問題ごとに区切ったりと 生徒が自分の頭の中を整理しながら進めていけるように工夫しています |