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最後に、まとめと振り返りを書いていました |
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板書がよくまとまっています 最後に担任の思いを語ります |
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どの子も堂々と自分事として考えを述べていました |
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2年生 班の考えをまとめ発表していました |
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1年生 一生懸命動画を見ていました |
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動画を見た後、一つ目の問いに自分の考えを書いていました |
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3年生の他のクラスも真剣に動画を視聴 |
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一生懸命書き込んでいました |
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動画スタート |
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3年 道徳主任の授業がスタート
今日の一時間目は、全校道徳の授業でした。 全校共通で、テーマは「いじめをなくすために、私たちにできること」でした。
道徳主任が授業案を作成し、思いが一番強いと思ったので、3年生のクラスを中心に、1・2年生全クラスの様子も見に行きました。
今まで2回いじめに関して授業で触れましたが、今回がラストでした。
6月・11月が少し中だるみする時期になるので、いじめも起きやすいと言われています。 |
なので、このテーマで授業をする意味合いはとても高いです。
授業がスタートしました。
導入の「きづき」では、まず全国でのいじめの認知件数についてR2調査で8万件と言う数字を出し、あらゆる場所で起きていて、いつ身近に起こるかもわからないことを確認しました。
「ふかめる」では、一本目の動画を見ました。その内容は、主人公は加害側の子が被害側の子をいじめをしているが、なかなか止められない。父親といじめのことについて話し、「友達なんだから止めてあげればいいのに・・・」と主人公に話すが・・・。主人公はいじめを止めることはできなかった。突然、主人公の父が亡くなり、父の言葉がよみがえり、ついに勇気を持っていじめを止めることができた。「僕のお父さんが死んだのは知っているよね。行きたくても生きられなかった。だから、『死ね』とか『消えろ』と言う言葉はもう使わないで」と主人公は加害側の子に気持ちを強く伝えた。加害側の子が被害側の子にきちんと謝り、その後、いじめはなくなり、中学校に行っても3人はそれぞれに頑張っている・・・とざっとそんな内容です。
どのクラスの子ども達も、動画を真剣に見ていました。その後、「主人公の勇気ある一歩は、二人の未来にどのように繋がるのだろうか」の問いに、自分の考えを書いていました。2年生では、その自分の考えを班で共有し、班ででた考えをまとめながら全体で共有していました。
次に、「つかむ」では、二本目の動画「いじめをノックアウト~3月のライオンでかんがえるいじめのこと~」を2分くらい見ました。主人公が正論で仲間に接したためにか、今度は自分がいじめに遭ってしまい、辛い思いをしていましたが、「絶対自分は間違っていない!」という、主人公の強い気持ちを感じました。
「見つめる」では、主人公2人姿を見て、「いじめをなくすために自分たちにできることは何だと思うか」について、自分自身の今までの言動を振り返り、考えをプリントにまとめていました。
「あたためる」では、いじめに関して担任の思いを熱く語り、今日の授業を通しての振り返りをプリントにまとめ終了しました。
全クラスを回りましたが、子ども達がいじめに関して深く考えていたと思いました。
道徳担当から先生方に、「今回の授業はいじめとは直接関係のない第三者の視点での考えを深めてほしいと思って考えてみました。この先、いじめをする、される当事者の立場になるよりも、第三者として関わることの方が多いと思います。今日の授業を通して、第三者が重要であることや一人の存在が辛い思いをしている人を救うことを少しでも感じてもらえたらと考えています」と熱いメッセージがありました。
本校の道徳担当=道徳推進教師は、先週までは教育実習の教官で大変だった(本人もキツく、いっぱいいっぱいと語っていましたが・・・)と思いますが、授業案もよく練られていて、道徳の授業の内容も、しっかり道徳的価値を子ども達に浸透させ、自分の言動を見つめさせ、今後の自分の生き方に繋がる道徳の授業になっていました。「圧巻、すばらしい!!」の一言に尽きる、大変質の高い授業でした。
良い授業を見ると元気が出ますね。
準備・授業実践、大変お疲れさまでした。事後指導や学級通信も楽しみにしています。
今後も全職員で「いじめをしない、させない、許さない」学校作りに努めていきます。
生徒総会でも、このいじめの授業を通して感じたことを、校長の言葉で、子ども達に熱く語りたいと思います。