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子ども達に必死に声をかけている監督
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頑張って最後までプレーし続けた3年生 |
昨日の朝、バスケ部の顧問の先生が校長室にやってきました。
土曜日は応援ありがとうございました。最後のミーティングで、3年生が後輩達のメッセージを伝える際に、○○くんが、「後輩達の前に先生に伝えたいことがあります。僕は入部当初からダメダメで先生に迷惑ばかりかけていましたが、そんな僕を先生はいつまでも諦めないで声をかけ続けてくださいました。本当にありがとうございました」と彼は言い、そのドッキリにビックリし私はもうダメでした、泣いてしまいました、と顧問の先生は私に話してくれました。
私もその話を聞きながら、涙が出てきました。「そうかぁ。そんな素敵なドラマがあったんですね。試合中私はずっと泣いていました。○○くんはバスケ部に入って本当に成長しましたね。感謝する気持ちが育って素晴らしいですね。勝ち負けとか関係なくすごい感動しますね。顧問の先生は時間も割いて家庭で自分のお子さんとのふれあい時間も使って部活をやっていますが、教師冥利に尽きますね。疲れもぶっ飛びますね。いい感動する話を聞かせてもらってありがとうございました。本人や小学校の頃の担任の先生にも伝えようと思います」と私が話しました。顧問の先生の目が赤かったです。
その後、3年生の教室に入って、そのことを本人に伝えると、照れくさそうにしていました。
「小学校の担任の先生に伝えておくね」と私が話すと喜んでいました。
そして今朝、小学校の担任の先生にこのことを伝えると、先生は朝から涙が止まらなかったようです。「ぜひ、校長先生から○○さんへ『よくがんばった! 最後までやりきって立派だよ』さすが○○さん!」と伝えてください」と言われ必ず伝える約束をしました。
そして先ほど、小学校の担任の先生の言葉を本人に伝えると、本人は
「うれしいです!」と大喜びで最高の笑顔を私に見せてくれました。
小学校の担任の先生にも、後ほど伝えようと思います。
子どもからたくさんのパワーをもらいました。
こういう小・中の橋渡しができる私は、なんて幸せ者なんだろうと思います。
小学校の頃から中学校までの成長も全て見られるのは、全国広しといえどもそんなにいないと思います。
3年生の頑張りをこれからも応援していきたいです。