 |
3組 |
 |
5組 |
 |
4組 |
 |
2組 最後に歌っていますね |
 |
1組 |
 |
最後の学級活動 担任が語っています |
 |
2組 |
 |
式後の笑顔 |
 |
式後、学年リーダーが保護者の皆さんに挨拶 |
 |
閉式の言葉 |
 |
気持ちよく校歌が歌えました |
 |
2曲の伴奏 お疲れさまでした |
 |
校歌の指揮者・伴奏者 お疲れ様 |
 |
号泣でしたね・・・ |
 |
卒業生の言葉 卒業合唱 素晴らしかったです |
 |
指揮者 堂々としていました |
 |
3年生の立派な態度 |
 |
生徒会長お疲れさまでした |
 |
PTA会長 お忙しい中のご臨席 ありがとうございました |
 |
8分間 思いを込めて伝えました |
 |
みんな正面を見ていました |
 |
私に笑顔を見せて証書を受け取ってくれました |
 |
呼名の返事も素晴らしかったです |
 |
開式の言葉 |
 |
卒業生入場 |
3月12日の卒業式を終えてから、卒業式特集を組むと言いながらも、新年度の準備等がありバタバタで、なかなか卒業式をゆっくり振り返りながら、思いにふけることができませんでした。
さて、卒業式は、学校行事の中で最大の行事であり、学校生活の集大成となります。卒業式を成功させるために、子ども達も先生方も一緒になって、この世に1つしかない卒業式を作り上げてきました。やり直しの練習があったり、時には険悪な雰囲気があったりしましたが、実行委員がその都度前に立ち、自分の言葉で仲間に反省を述べていました。掛け合いの練習もたくさんしましたね。本番も立派でしたよ。卒業合唱もすばらしかったです。学年の先生方はたくさん練習をして内容を聞いているので、「大丈夫かな?掛け合いの言葉はきちんと言えるかな?合唱はどうかな?」と心配なのか、祈るような気持ちで子ども達を見守っていたのかもしれませんね。泣いている先生はいない様子でした。自分だけが、子どもたち一人一人の顔を見ながら、小学校のころからの思い出に浸り泣いていました。
小学校から思い入れのある学年でしたので、学校長の言葉では、言いたいことはたくさんありましたが、8分間にまとめました。以下は式では言えなかったことです。
小学校の頃は、本当にいろんな思い出があります。私が中津小教頭としてやってきてみんなは2年生。遠足では多摩動物園に行って、お菓子を初めて子どもからもらえてうれしかったことを覚えています(中学校では、子どもからお菓子をもらった記憶がありません。そんな文化はありませんでした)。また、私の背中に子ども達が急に飛び乗って来たり、ハイタッチ(中学校にこの文化はありません)をしてきたりと、子ども達は元気いっぱいでした。運動会での「友よ」のダンスもよく覚えています。
その後、菅原小教頭としてブログ担当になりました。中津小に負けないようにブログをなるべく頑張って発信し、保護者・地域とのつながりを大事にし、いろんな行事等に参加してほしいと必死でした。おかげで、多くの保護者や地域の方々が、プールの見守り・除草作業・校内美化作業・家庭科補助・蔵書点検に協力して下さいました。やんちゃな子がいる教室にも毎日行きました。がっつり子ども達を指導したこともありました。4年生の菅田んぼでは、田植えやかかしづくり、稲刈りを頑張りましたね。5年生のキャンプでは、1泊2日でふれあいの村に行って、キャンドルファイヤーをし、クラススタンツをして楽しみました。5年生の終わるころには「もうこの子たちは大丈夫!」と思いながら、中津小に戻りました。中身の大変濃い2年間でした。
中津小の校長になりましたが、前年度3月からコロナによる休校でした。4月に始業式・入学式を行いましたが、あと2日でまた休校になるとのこと。6年生の3人の担任は校長室に来て、「校長先生、明日学年集会をさせてください。しっかり一人ひとりの距離はとるのでやらせてください」と言ってきました。「わかったよ。責任はとるよ。明日私も見に行くね」と言ったことを覚えています。3人の担任が子ども達に伝えたいことをしっかり伝えていました。翌日から休み、4・5月も休校、6月から分散登校になりました。そして、コロナ禍でも子ども達は修学旅行を楽しみ、運動会のフラッグの演技を成功させました。そして卒業式は練習は少なかったものの、立派にできました。最後の学年リーダーの先生の言葉は忘れられません。「コロナ禍で失ったものはたくさんあっただろうけど、後ろ向きには考えていませんでした。たくさん時間ができたことをプラスにとらえ、教員をやってきてこんなに授業研究ができた年はなかったです。だから思う存分学年の先生方と話し合って教材作りができたことは本当に良かったし楽しかったです」と式後の挨拶をしていました。その話を聞いて、「子ども達はこんな素晴らしい先生方に囲まれて、日本一、世界一、いや宇宙一幸せ者だ」と思いました。中津小・菅原小の先生方に感謝したいです。
そして、中学2年生で子ども達と再会しました。本当にうれしかったです。「あと2年間、卒業するまで思い入れのある子ども達をまた見ることができて幸せだ、どんどん子ども達の中に飛び込んで行こう」と思いました。子ども達は「お帰りなさい」と私にやさしく声をかけてくれました。「なんて素直な優しい子ども達なんだろう・・・」と涙が出そうになりました。
子ども達は小学校時代の様々な課題が、中学校の先生方や先輩方のおかげで改善され、立派になっていました。その成長が見られて本当にうれしかったです。授業・学校行事・部活動にどんどん入って、子ども達の活動を中心に写真を撮り、ブログをあげ続けました。子ども達はその都度素敵な笑顔を見せてくれました。
本当に子ども達から学ばせてもらいましたし、たくさんのパワーをもらいました。子ども達に感謝です。また、学年や部活動で指導した先生方にも感謝です。
最後に、卒業合唱で歌った詩で好きな詩を贈ります。
「信じあえることの喜びと、悲しみを知った分、優しくなれる」というフレーズです。
信じあえるためには、自分を大切にし、仲間を大切にしないとできません。寛容な気持ちの「お互い様」という優しい気持ちでいてほしいです。また、人生楽な道、いいことばかりではありません。人生には5つの「がんばらなければならない」壁がある話をしましたね。その中で挫折を感じることもあるでしょう。しかし、その挫折をマイナスにとらえることなく、その挫折を通して、その痛みがわかる人間になった。痛みを感じている人にやさしくなれるようになった、と思ってほしいです。たった一度の人生、「本気・笑顔・ポジティブ思考」で、自分の道を切り開いてください。生きて生きて生き抜いていってください。一生懸命生きていればだれかが必ず応援してくれます。東中の先生方は、いつまでもいつまでもあなたたちを応援しています。最後に一言、「ありがとう」
今日は今年度最後の日となりました。今年度も東中ブログを多くの方にご覧いただきありがとうございました。1年間で3154件をアップしました。閲覧数はなんと31万5千件でした。年々閲覧数が増加しており、大変励みになります。次年度も皆さんに愛される東中ブログを発信していこうと思います。
新聞や広報あいかわには教職員の異動が記載されていました。明日からは、新しい仲間とともに東中丸は出航します。
保護者・地域の皆様には、今年1年間大変お世話になりました。また、本校の教育活動に対して、ご理解とご協力をいただき、感謝しています。
次年度も、保護者・地域の皆様には「東中サポーター」として自分のお子様だけでなく、周りの友達や仲間が笑顔輝く学校生活が送れるように、本校の教育活動にご理解とご協力をお願いします。
1年間、本当にありがとうございました。