しっかりした姿勢で話を聞いています
今日から、1・2年生の保健体育は剣道の授業でした。
昨年度に引き続き、厚木剣道連盟の先生方3名が指導に来てくださいました。
今日は、1年生2クラスと、2年生2クラスが剣道の授業を受けました。
私は、1-4と1-3の剣道の授業を拝見しました。
講師の先生方が話されると、道場の空気が変わり、子ども達の姿勢や声、態度が全て変わります。
剣道は日本古来のものであり、「礼に始まり礼に終わる」というように、礼節を重んじています。
子ども達も教室にいる態度とまた違って、さらに姿勢がよくなり、返事の声が大きくメリハリがあり、かっこよかったです。
礼の仕方、返事の仕方、着座の仕方、竹刀のふり方等、子ども達はじっくりと剣道の世界に入り込みました。
私は、教員になってから剣道部の顧問になり、道場に通い、剣道を行いましたが、日本の文化に触れることができ、剣道をやってきて本当に良かったと思いました。
剣道は「道」がつきます。剣道は全世界で行われていて世界選手権はありますが、オリンピック種目にはなりません。それは、なぜでしょうか?
唯一「道」がつくもので、その「道」を重んじているからです。 「相手がいて試合をさせてもらっている。そのことにまず感謝し、勝っても負けても道場にいる間は喜んだり、悲しんだりしない。ガッツポーズもしない」ことになっています。
もし、一本取ったすぐにガッツポーズなどしてしまうと、取り消しになります。そんなスポーツは剣道以外ほかにはないと思います。
もしオリンピック種目になれば、剣道もスポーツ要素が強くなり、「ガッツポーズ」も認められ、「道」の要素が弱まるかもしれません。その武士道精神を剣道は持続しなければならないことを優先にしたいので、オリンピック種目にはならないと聞いています。深い話ですね。
だいぶ脱線してしまいましたが、明日からも取材に行きたいと思います。
厚木剣道連盟の先生方、大変お疲れさまでした。2週間、よろしくお願いします。 |
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