今日は七夕。
国語科として頭に浮かぶのは、百人一首の
「かかさぎの渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」
という歌。この歌、12月頃のことを歌った歌なのですが、なぜか夏の七夕とも縁が深い。ポイントは「かささぎ」。鳥の名前です。そして星座の名前とも関連があります。
生徒の皆さんに少し調べてみてほしいですね。
また、ちょっと考えると、星の位置関係はいつも変わらない(彦星(アルタイル)と織姫星(ベガ))が七夕の日に近づいていくわけではない)のに、なぜ1年に一度、この日だけ会える、という話なのか。
いろいろ不思議はわいてきます。来年度からはじまる新しい学習指導要領の「学びに向かう力」でも、そんな所が問われています。
各教室を回ると、七夕にちなんだ掲示物などがいろいろとありました。こういう季節の事を取り扱うことも、「豊かな心」を養う大切なことの一つだと思います。まさに、生徒たちや先生たちの心と心をつなぐ、「かささぎ」のような役割を果たしているのだと思います。
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