2022年9月12日月曜日

3年生 修学旅行総括特集 校長直球で思いを語る!!

























3年生の修学旅行は、天気にも恵まれ、すごく暑くもなく、雨も降らず、全体写真も撮れ、全行程を無事にこなすことができました。

大きな事故等もなく、みんなで無事に帰ってこられてホッとしています。

修学旅行を楽しむには、「①ルールを守ること」、「②自分で考えて行動すること」と学年リーダーは伝えていましたが、「①ルールを守ること」は、概ね達成できたと思います。特に、夜はしっかり寝ていた子ども達がほとんどでした。そのせいもあって、翌日体調を崩す子ども達がほとんどいなくてよかったです。

「②自分で考えて行動する」はよく頑張っていました。しおりをよく見て行動し、しおりにメモを書き込んでいました。子ども達は、先生に聞く場面もほとんどなく、自分たちで声を掛け合って行動していました。特に、立派だったのが係活動です。係の子はどの子も本当に良く動いていました。先生方に指導されている場面を全く見ませんでした。実行委員や係長長が自分の役割と責任をしっかり果たし、クラス反省会では、係の子達の伝達もしっかりしていて、素晴らしかったと思います。3年生の先生方も、「こんなによく働く子ども達は初めてです!!」と、3年生をべた褒めしていました。

私は、普段なかなか話せなかった3年生とも、この修学旅行を通して、たくさん話ができて、とてもよかったです。

この修学旅行に行くか行かないか、最後まで迷った子ども達も少なくなかったと思いますが、勇気を出して行った子ども達は、修学旅行中もよく頑張っていました。「もう帰りたい!」と思った子もいたと思いますが、先生方や仲間の応援で、保護者と話をしながら、最後まで修学旅行を全うすることができました。本当によく頑張りました。

きっと、本人の今後の成長や自立に繋がる3日間になったと思います。

私がこの三日間の修学旅行中で、一番うれしかったことは、学習室の子ども達や外国に繋がる子ども達含めて、班やクラス・学年みんなでいっしょに楽しく活動できたこと、お互いにやさしく声かけしながら活動できたこと、そしてそんな場面や笑顔をたくさん見ることができたことです。

2組の卓球部の子ども達と学習室の子どもがトランプをしていましたが、学習室の子どもにやさしく教えながら、普通に楽しく遊んでいました。

「私も入れて!!」と5人で大富豪をしましたが、勝って喜び、負けて悔しがり、その様子をみんなで温かく笑顔で包み込んでいる、なんとも言えない雰囲気があり、とても素敵でした。一生忘れられない私の宝物になりました。

まさに、本校の課題である、インクルーシブ教育・多文化共生を進めていかなければならない、そうすることで子ども達は、自信を持って自己肯定感がさらにあがり、困っている仲間には優しく温かく声をかけてあげられる子ども達に育っていくのだと思います。

中津小・菅原小時代を一緒に子ども達と過ごし、中学校でも一緒に修学旅行に行き、子ども達の成長を小・中と見ることができるのは日本で私だけではないかと思います。私は日本一の幸せ者だと思います。

新幹線やバスの中、2日目のチェックポイントで生徒を待っている間では、一生懸命ブログ作成しました。

9月7日(水)~10日(土)までの4日間で、20,000を超える閲覧数になり、自分自身もビックリしています。それだけ、保護者やご家庭の皆さんが、お子さんに関心があり、これからもこの東中ブログが家族団らんのネタになっていければいいなと思います。

修学旅行の成功には、子ども達の頑張りはもちろん、保護者の声かけ、地域の見守り、先生方の親身な指導・支援のおかげだと思います。全ての皆さんに感謝です。ありがとうございました。

しかし、生徒18名が本人や家庭のいろんな事情等で修学旅行に行けなかったことは、事実であり、課題です。担任もステップの先生方も、いろんな声かけをしましたが、難しかったです。

ただ、修学旅行中も子ども達は何人か学校に来て、草取りや卓球・学習を一生懸命頑張ってくれました。ありがとうございました。

この修学旅行は終わりましたが、行けなかった18名の中にも、今後合唱コンクール等で光り輝く子ども達もいると思います。ずっと応援し続けていきたい、と思います。

「誰一人も置き去りにしない!」をこれからを追求し、多くの子ども達が、いろんな場面で輝ける学校でありたい、仲間と一緒に成長し合える学校でありたい、と思います。

3年生の子ども達、保護者の皆さん、引率された先生方、見送りをしてくださった先生方、教育長をはじめ教育委員会でさまざまな対応をしてくださった指導主事の皆さん、本当にありがとうございました。

これにて、修学旅行総括特集を終わります。ありがとうございました。


 

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