2024年12月6日金曜日

人権週間 3-1 朝の会で仲間との交流 素敵でした

いい笑顔ですね

















すぐに動いて仲間を探します

席を立ち、仲間を見つけて話します

先生からの話 普段あまり話したことのない仲間と話をしよう スタート

温かい拍手

班長代表が話

朝の会スタート

今朝の職員打ち合わせ後、3-1担任が「人権週間を意識してちょっとしたことをやろうと思います」と私に話してくれたので、3-1の朝の会を見に行きました。

担任から「人権週間が始まりましたが、うちのクラスも意識してやってみましょう。今日は普段あまり話したことのない仲間を見つけて話してみましょう。今日は男女別でやってみましょう。2分間スタートです」と話すと、子ども達は、すぐに普段あまり話したことのない仲間を見つけて話をしていました。少し気まずい雰囲気のチームもありましたが、担任が「今日の目標でもいいよ」「好きな食べ物は?でもいいよ」とヒントを与えると、子ども達の会話がより弾み、あっという間の2分間でした。

月曜日は、男女関係なくあまり話したことのない仲間を見つけて、話すそうです。素敵な試みですね。

1-3では、今週の道徳でいいとこ探しをしていました。私は学級担任の時は、毎年行い、3月の卒業式や修了式にクラス全員が一人一人に「いいところ」や「今年度頑張ったこと」などを書いた紙を集めた短冊を、担任からの最後のプレゼントとして渡していました。

というのも46年前の私が中3の卒業式の最後の学級活動で、担任が私たちにプレゼントしてくれました。私が高校時代や浪人時代の苦しいときに、仲間からもらった短冊を見ながら勇気をもらい、ポジティブに前へ進むことができました(私は皆さんご存じのように基本ポジティブな性格ですが、そういうネガティブなときもたまにあります笑)。教員になってからも見て元気づけられたこともありました。もう紙の色は変色して見えにくいものもありますが、私の一生の宝物です。今日の3-1の朝の会や1-3の道徳を見て昔のことを思い出しました。

さて、人権や福祉というと、何か遠いもの(おじいちゃん、おばあちゃん、赤ちゃん、障害のある方、妊婦の方など)を想像する人も多いかと思いますが、実は違って、隣に座っている人を大事にすることが、まさに人権であり福祉でだと私は思っています。うちの学校は、約20%の外国につながりのある子ども達や障害のある子ども達が多く、身近に人権や福祉を意識しないで学べる環境にあります。

私が33歳の時の4月、愛川東中学校に転勤して来て、3-6の担任を受け持ち、外国につながりのある子が多く、いじめがあるのではないか、と心配していました。しかし、子ども達は幼稚園・保育園・小学校から同じ環境や仲間とともにいるので、この環境が普通であり、自然なことで、いじめがないことがわかりました。当時からインクルーシブでしたね。インクルーシブという言葉はありませんが、今考えるとそう思います。いじめを気にしていた自分が情けなく感じたことも、よく覚えています。

人権は生まれながらに持った権利です。差別されることのない権利です。

本校の学校教育目標にある「自分も仲間も大切にしよう」はまさに、人権や福祉、インクルーシブを意識した最上位の目標です。

子ども、保護者・地域の皆さん、全職員が、同じ方向を向き、この学校教育目標達成に向けて力を合わせていきましょう。 

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