2019年9月6日金曜日

日常は、「思いやり」でできている。

下に、一見、何の面白みもない窓ばかりの写真がならんでいますが、共通することは何でしょう?
そう、教室も、トイレも、廊下も、全て窓が開いています。
これらは、生徒が朝練で校舎に入ってくる前の時間の写真。朝の6時半や7時くらいの写真です。早くに出勤してきた学年の先生が、教室や学年フロアの空気を入れ換え、「すこしでも生徒たちが良い環境ですごしてほしい」という、そんな思いやりの気持ち、生徒たちへの愛情で自発的に毎日毎日やっている事です。
これと同様なことは、日常にたくさんあふれています。
朝、気持ちよく目覚めることができるように布団を干してあったり、シーツが洗ってあったり。そして服を着るときに、洗濯してあってたたんであったり。食事が準備してあったり、トイレが清潔に保たれていたり。登校するために家を出れば、近所を自治会の人が草取りやゴミ拾い、防犯パトロールをしてくれていたり。学校の門をくぐるときに、用務員の人が草取りしたり草花を美しく整えていてくれたり・・・・
あげていけば、きりがないほど、日常は「思いやり」にあふれています。どれも、やらなくても生きては行けますが、その人のことを思い、より良い環境でより良く生活していってほしい、そんな思いやりの心でおこなわれているのです。
本当にかっこいい人というのは、そんな思いやりに気づき、感謝の気持ちを持ちながら、自分の力を伸ばそうと取り組むことができる人。そして、自分も、そんな「思いやり」を、周りの人に持てる人。
そんな生徒たちになってくれればいいな、そう思っています。





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