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3年生の道徳は、教材を読みながら、人はなぜ働くのか?について考えていました。
自分でまず考え、仲間と共有し、動画を見て考えを深めていました。
1組は、担任の先生が学生時代に野球部の顧問の先生から教わったことを朗読してくれました。どんな内容なのかを一部紹介すると、
石切り職人がいて、一人はいまいましい石を切るために悪戦苦闘している、と不愉快そうに答え、もう一人は、多くの人々の心の安らぎの場となる素晴らしい教会を造っていると、生き生きと答えていました。その仕事のかなたに、何を見つめているか。それが我々の「仕事の価値」を定める。仕事を人生にあてはめるならば、その仕事のかなたに、何を見つめているか。それが我々の「人生の価値」を定める。「人生の価値」とは、君が何を成し遂げたかで、決まるのではない。「何」を見つめて生きたか、それが、君の「人生の意味」を定める。
と担任の先生は子ども達に話していました。子ども達は、その後、プリントに今日学んだことを一生懸命にまとめていましたが、子どもたち一人一人が今日の道徳で何を感じ、自分の生活を振り返り、見つめなおし、今後の生き方を考える一つの機会になってくれたらいいですね。
私は、授業を受けて、ドキッとしながら、私の今までの教員生活を振り返りながら、考えていました。自分自身は「成し遂げた」と思っていても、それはただの自己満足かもしれない。「何」を見つめて生きたか、と問われると、「子ども達の笑顔輝く未来のために」や「すべての子ども達が幸せになるために」を見つめて、教員生活37年間の仕事や人生の意味だったり、価値だったりするのではないかと思います。
子ども達が大人になって、教え子との同窓会等で、「先生に出会って、先生の教えのおかげで今の私があります。ありがとうございました」と言ってくれる人が一人でもいたら、また言わなくても思ってくれる人がいたら、それだけで、教職の道を選んだ「仕事の意味」があったでしょうし、今まで生きてきた「人生の価値」はあったと言えると思います。
質の高い、いい道徳の授業でした。
業種にもよると思いますが、皆さんなら〇〇に何を入れますか?
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