2020年7月22日水曜日

てんでんこ

今日の2年生の道徳は「安全につながる日常の大切さ」ということで、東日本大震災の時に無事全員避難することのできた岩手県の田老第一中学校の話を題材にして、日常からの備えについて学んでいました。
「てんでんこ」というのは、もともとは東北弁の「ひとりひとり、ばらばらで」という意味で、本当にいざとなったら、それぞれが自分で判断して行動しなければならない、ということです。訓練も大事ですが、「てんでんこ」に正しい判断をすることができるようになるためには、こういう時間をきっかけにして、訓練でおわりにするのでなく、訓練を元にどう自分なりにいろんな場面を想定していけるか。そしてそれをどう具体的なイメージとして持つことができるか、ということが大切になってきます。そんなことを考えさせられる資料でした。
先生も授業の後半、愛川町のある場所の写真を生徒に配り、その写真を見てどんな事を考えなければいけないか、と身近な所まで引きつけて授業を行っていました。
(ちなみに、この田老町というのは、岩手県の下閉伊郡というところにあって、同じ下閉伊郡の「田野畑村」というところにこの愛川東中学校は毎年修学旅行に行っていました。ちょうど本校の卒業生の保護者の方々は行っていた世代ではないでしょうか?)
生徒たちは良い学びをしているようでした。




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