今日は令和2年度最後の日。
枝垂れ柳も満開が近づいています |
また、生徒たちは、コロナに関係して休まなくてはならなくなった人たちに対しても優しい言葉、思いやりある態度で接してくれていました。
優しさや思いやり、そしていろんな人へ誠実に接し、柔軟な強さを持って状況を乗り越えていく姿は、まさに学校教育目標の「仁・誠・靭」そのものであったと思います。
昨年の今頃は、学校が突然の臨時休校になっていました。そのまま5月の終わり迄休校になってしまいました。 勉強や部活動、そして学級で一緒の時間を過ごすなにげない毎日の時間が、どれだけ奇跡に近い尊い時間であるか、それを肌で、心で、実感した1年だったと思います。
そしてまた、これまでは考えもしなかった新しい発想があちらこちらで生まれた一年でした。合唱の新しい形、全校集会などのオンラインでの実施、球技大会などでの新しく考えた種目、部活動の練習内容の工夫などなど、これまでは考えもしなかった発想が生まれました。コロナ禍が収まった時、柔軟な発想をもてば、いろんな可能性があるのだということを忘れずにいれば、そしてそれをその先の勉強、部活、そして人との関わり方に生かしていこうと思えたら、この一年どんな過ごし方をした人にとっても、この一年の持つ価値は変わります。
起きたことに対して、どう向き合い、どうプラスを見つけて、何を心に刻むのか。そんな日常の繰り返し、積み重ねが、きっと財産になっていくのだと思います。
この貴重な体験を、四月から始まる新しい毎日に生かしていける学校でありたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様にも、ご理解、ご協力いただき、厚く御礼を申しあげます。一年間、本当にありがとうございました。
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