2022年7月1日金曜日

第一回学校運営協議会 8人の委員の皆さんよろしくお願いします

 



昨日午後6時より、第一回学校運営協議会を多目的室にて行いました。

まず、教育委員会の指導主事から今年度学校運営協議会の規約や要項が設置されたこと等、変更点についてお話があり、傍聴席ももうけられ、1名の方が傍聴され、協議会がスタートしました。(傍聴された方には、直接あいさつをしたかったのですが、できなくてすみませんでした)

委員委嘱、自己紹介から始まり、会長・副会長も無事に選出されました。

その後、私から今年度の学校教育目標や学校経営方針をお伝えしました。

①「誰一人置き去りにしない」「誰一人取り残さない」

(子ども達も教職員も保護者も地域も)

②学校課題を自分事として捉え、学校運営に積極的に参画する教職員の育成

③大人の元気や幸せが子どもたちの笑顔に繋がる(ウェル・ビーイング)

の3点について熱く語りました。

 次に、今年度の学校教育目標達成に向けた各グループの重点施策をそれぞれの総括教諭が話しました。

    学び推進部では、中間テストはなくなり、単元ごとのテスト等で3観点で評価することやタブレットの活用が多くの教科で活用されていること、読み聞かせを復活させたい等のお話がありました。また、体育館や特別教室にエアコンがないので、熱くて熱中症が心配であることや体育館や特別教室にWI-FI環境が整っていないため、タブレットの使用に制限があり、学習の広がりや深まりのある学習ができない現状がある、という話がありました。

 活力推進部では、縦割り活動が盛んで、体育大会の縦割り練習での3年生からのアドバイスが素晴らしかったことや定期テストの受け方についても3年生が丁寧に1年生に教えていたことが話されました。また、「夏のジャージ登下校」については、生徒会がよく動き、粘り強く話し合い、生徒総会で可決、職員会議・PTA本部会で承認され、生徒会長が放送室から「認められました!」の発表に、大いに盛り上がったお話がありました。

 教育支援部では、自己肯定感を育てるのが生徒指導であり、落ち着いている今こそ攻めの姿勢で褒めたり、認めたりしていきたい。決まりを守るというよりは、自分の判断で行動できる力をつけさせたい。一つは先ほどの「夏のジャージ登下校」。また長欠生徒が多いが、多岐の理由で休んでいるが、SC・SSW・サポーター・児相等が支援をして関わっていただいている。さらに、SC・SSWの充実が図られたら良い、というお話がありました。

 地域連携・安全部では、地域で活躍する場面が増えた。小学校の運動会では、たくさんの生徒が立候補し大活躍であった。夏祭りのボランティア募集もしており、地域の中で子ども達が育ってほしい。また、安心・安全な環境にも力を入れており、防災・減災教育を行ったが、今後も生徒の意識を育てたい。さらに、学校施設が老朽化しており、学習環境を整えてほしい、というお話がありました。

   次に、今年度の活動について、終わった学校行事の対応や今後の学校行事の方向性について各担当から話をしました。

 次に、地域からの情報提供について、それぞれの立場から情報をいただきました。特に、小中一貫プロジェクトとして、地域での見守りをできる範囲でやっていきたい、危険箇所をマップにして知らせたい等、まずはそれぞれの学校区でできるところから一歩一歩進めていきたいとのことでした。

 今年度の「東中地域の会」(仮称)の取り組みについて、人財バンクを行っていきたい。例えば、先ほど合った危険箇所や家の前での安全見守り、学校の環境整備・除草作業、電気・水道等、校内の環境整備・修繕、授業補助(家庭科のミシン作業等)通訳・翻訳等、今一度学校と中身を協議して進めていきたい、とのことでした。

 また、部活動指導員の導入やスクールバスを導入・運行できないか(循環バスの活用)の話もありました。多岐にわたっての話し合いとなりました。

 最後に、次回の学校運営協議会の日程・内容等を確認して終了しました。

 その後、第二部では、委員さんと校長が残り、小中一貫プロジェクトの具体決めや要望書の確認を行いました。

 本校の学校運営協議会は、委員さんの学校や子ども達・先生方を思う気持ちがあふれていて、全国的にも中身の濃い学校運営協議会だと思いました。

 お忙しい中、学校運営協議会委員の皆さん、大変お疲れさまでした。

 本校は、コミュニティ・スクールを推進しています。

   地域とともにある学校です。                 


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