数学の授業の様子 転入して3日目 頑張っています
国際教室担当の先生が、初任者の先生の研修資料として作成された記事を、朝私に持ってきてくれました。
読んでみると愕然としました。
「全国の公立高校「外国人枠なし」73% 進学せぬ子 日本人の10倍」という記事でした。日本はまだまだ外国に繋がりのある子ども達には厳しい社会だと痛感しました。
私が10年前指導主事時代に、県の入試制度の在県枠のことで「3年以内」をなんとか「6年以内」にしてもらえないか、と強く県教委に訴えてきました。
「子どもが国へ帰ったり、また入国したりを繰り返すとあっという間に3年を超え、日本語としての生活言語の習得もままならない中で、学習言語の習得は無理です。せめて累計して6年以内にしてもらえないですか?厳しすぎます。結局選ぶ高校がなくて、選んでも丁寧に対応してくれる高校でないため退学するケースが多いのが現状です!」と言い続けていました。
2年前に、神奈川県では在県枠が「6年以内」になり、門戸が少し広がりました。しかし、まだまだ足りません。外国に繋がりのあるご家庭は、色々考えて、一大決心をして命がけで日本に来て、ずっと生活していく、子ども達もずっと日本で生活していくのだと思います。
「誰一人も置き去りにしない」国や県の高校改革に期待したいです。
外国に繋がりのある子ども達は一生懸命学習しています。
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