3年生の道徳は、「弱さと向き合って」がテーマでした。
ある貧しい男が、おばあちゃんから買い物をし、おばあちゃんがわざとお釣りを間違えて、男にお釣りと称してお金を渡しました。男は間違えていますと言えずに「これで足袋が買える」と思って、正直に言いませんでした。その後男は一生懸命働き昇進し、おばあちゃんにプレゼントを持っていきましたが、その時はすでにおばあちゃんはなくなっていました。男は後悔の涙を流したというのが、ざっと話の内容でした。
最初の設問には、「うそをついたことがあるか?」がありました。子どもの回答には、「冷蔵庫に入っていたお菓子を食べたが食べてなかったと言った」、「テストの点を盛ってしまい、いい点を取ったと親に話した」、「子供料金でバスに乗ってしまった」、「しょうもない嘘をついた」、「大人になりすましてアプリを取った」等、子ども達は正直に書いていました。
「今日の授業を受けて、よりよく生きていくにはどうすればよいか」の設問には、「うそには良い嘘とよくない嘘があるからしっかり見極めて生きていきたい」、「すぐにうそをつくのではなく、自分の弱さに勝てる人になりたい」等、前向きに考えてたくさん書いていました。
もうじき受験の人もいますが、弱い自分に向き合って、うまく付き合いながら、大変なこの時期を乗り越えていってくださいね。応援しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿