2019年9月5日木曜日

持ってる 見てる 育ってる

担任の先生方がだしている学級通信を見ると、クラスや学年の生徒のみんなのよいところを、よく見ているなあ、と感心します。
生徒たちは、元々、いいところを沢山持っています。それをしっかり見て、そのことを伝えていくことが、生徒たちがそれを自分たちの力を伸ばしていくことにつながります。
頑張りたいのに、頑張り方がわからない生徒も沢山います。だから、学級通信、学活、授業、委員会、部活動などいろんな場面で、ちゃんとみてる、という事を伝え、その内容が具体的であれば具体的であるほど、頑張りかたがわからない生徒もそれを自分もやってみようと思えます。
そして、やってみたのを、また先生も見逃さない。やって失敗しても、やったことこそ評価する。その繰り返し、小さな積み重ねが、大きな力になっていきます。
もちろん、良くない部分は直すべきですし、時には厳しい言葉も必要かもしれません。
でも、それは良い所をしっかりわかっているよ、という前提があってのこと。良い所が力強く育つことで、できていないところを補ってあまりあるようになるものです。
良くない行為は否定しても、こどもたちが育つ力は否定しない。そんな姿勢が学級通信からも垣間見えます。





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