2023年5月26日金曜日

愛川町国際教育研究会(仮称)発足 全国に発信を!

 


昨日、JICA横浜の先生と中津小の国際教育コーディネーターの先生、本校の国際教育コーディネーターの先生と私の4人で、会議を持ちました。

インクルーシブ教育・多文化共生教育を推進していく愛川プロジェクトが始まっていますが、それとは別に、国際教育コーディネーターという組織を各学校に位置づけ、国際教育コーディネーターの役割とその大切さを県・全国に発信していきたい、という趣旨でこの会議(愛川町国際教育研究会 仮称)が発足しました。

1時間の会議の予定でしたが、中身が濃く、2時間近くの会議になってしまいました。

それだけこのインクルーシブ教育・多文化共生教育を推進していくためには大変課題があり、国・県・町の人的支援・物的支援が足りずに、手が回っていない現状が浮き彫りになりました。

外国に繋がりのある家庭をどう支えるか、進路指導をどう進めるか、通訳の確保をどのようにするか、国際教育コーディネーターはどのような役割でどのような仕事をしたらよいか、管理職がどんなビジョンを持ち、インクルーシブ教育・多文化共生教育を推進していくか、関係機関とどのように連携を取ったら良いか、JICA横浜の果たす役割は何か等、さまざまな話に広がりました。課題は山積しています。

昨日は中津小の国際教育コーディネーターの先生の役割、やってきた成果と課題を中心に話しましたが、用意された資料の半分も終わらないうちに会議が終わってしまいました。

会議の中で、本校の国際教育コーディネーターの先生も大変頑張っています。1月の各家庭に書いてもらう次年度に向けてのアンケートの中身が、「これはわかりやすくていいですね」とJICA横浜の先生や中津小の先生に絶賛されて、うちの国際教育コーディネーターの先生は大喜びでした。また、4月に外国に繋がりのある保護者サポートを3日間設けましたが、保護者の方に大変好評で、とても良い雰囲気だったとの報告もその会議で話し、「それもいいですね」と皆さんに褒められました。

今後も、国際教育コーディネーターの役割を確認し、実績を積みながら、国際教育コーディネーターの必要性を幅広く訴えていきたいと思います。

次回は6月15日の小中一貫教育研究会の後に、また4人で集まって愛川町国際教育研究会を行う予定です。

とにかくこの4人は熱いです。国の考え方を変えたいと本気で思っています。

本校の子ども達だけでなく、町・県・全国の子ども達が笑顔輝くように、具体的な取り組みを発信していきたいと思います。


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