2024年6月26日水曜日

3年生道徳 いじめについて考えよう






















3年生の道徳は、いじめについて、教材を読み、主人公が「間違っている」、「間違っていない」の2つに子ども達が分かれて、「考えて、議論する道徳」を行っています。

前半は自分の意志に関係なく、その立場に立って、考えて意見を子ども達は述べていました。

述べた意見に対して、相手側を説得するような口調で反論していました。考えて議論する道徳になっていました。

見ていて面白かったです。

最後は、自分の立場を離れて、議論を経て、仲間の意見を参考にしながら自分の考えを書いていました。またこの議論の在り方での感想を、子ども達は一生懸命に書いていました。

議論の中で素敵だなと感じたのは、「社会の授業でやった情報リテラシーを皆さん勉強しましたよね」や「社会の授業で人権についてやりましたよね。その人権の観点から見て・・・」等、社会の授業に絡めた説得ある意見を言っていたのが印象的でした。まさに横断的な学習になっていましたね。さすが3年生、素晴らしいですね。

「いじめはいけない」ということはわかっていても、いろんな角度からいじめを考えることは重要です。

この教材は、「やられたからやり返した」「最初にやったのは向こうだからそっちが悪い」等、自分のいいように解釈して、どちらもいけないということに、子ども達が気付いてくれたらうれしいですね。まさに、お互い様という気持ちで、いけなかったところを素直に「ごめんなさい」と謝ることができる人間になってほしいです。

3年生は保護者の方と、道徳の内容について家族団らんで話をしてみてください。


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