中原中の子も、朝練をがんばっています
総体まであと二日、いよいよですね。
体調を整えて本番に臨んでください。
先日の学校運営協議会で、先生方の多忙化解消の件で、部活動のことと勤務時間の話になりました。
4月に部活動の説明会を行い、私が話しましたが、「部活動は我々の仕事ではなく、教育課程外で教員のボランティアで成り立っています。ですので極端なことを言えばやらなくてもいいのです。しかし、子ども達の健全育成には大変教育的意義が高いので、校長が頭を下げて先生方にお願いし、全員顧問制で部活動が成り立っていることをご承知おきください。教員の中には、介護や小さいお子さんを抱えている者もいて、また協議の専門ではない顧問もいます。そんな中でも子ども達のためにと一生懸命顧問をしてもらっています。そのうえで、保護者の皆さんには、大会等の引率や応援をお願いします」と、保護者の皆さんにお伝えしました。ちなみに本校の勤務時間は8:15~16:45です。
朝練は7:30~始まり、現在の生徒の最終下校は17:45なので、すでに約2時間は時間外勤務になっています。部活動後にやっとプリントや提出物のチェック、テストの〇つけ、教材研究や授業準備、学級通信等の作成、欠席者への連絡、家庭訪問、保護者の方との対応、教育委員会からの調査や提出物等、挙げればきりがありませんが、国で言う「月45時間以内の時間外勤務にしなさい」ということは、きちんと守れていないのが実態です。
将来的に部活動が顧問の手を離れ、地域移行になった時に初めて、教員の月45時間縛りは守られると思います。近隣の都道府県では、「次年度からは教員は一切部活動を行わない、完全地域移行」や「次年度から部活動は勤務時間内で行う」等、進んでいます。保護者の方や地域の方に地域移行の現状を理解し、協力していただけないといけません。
ぜひ保護者の皆さんには、部活動を顧問任せにせずに、顧問を全面的にバックアップしていただき、子ども達の笑顔のために、運動部の大会・吹奏楽コンクール・中文連、文化部の校外活動等の引率や応援をお願いします。
私も20数年前に東中にやってきて、剣道部の顧問は大変忙しかったのですが、保護者や地域の皆さんに全面的にバックアップしていただいたおかげで、東中勤続10年間で県大会10年連続出場、関東大会に5回も行かせてもらいました。改めて子ども達や保護者・地域の剣道連盟の先生方には感謝しかありません。一生の宝物をいただきました。保護者や地域の方々のバックアップがなかったら、ここまでできなかったと思います。熱心な方々が私を支えてくれたから顧問ができました。ですので、繰り返しになりますが、顧問のバックアップをお願いします。早い部では総体まであと2日です。 |
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