昨日、家庭教育学級講演会で講師の先生に子ども達の感想と一緒にお礼のメールを送りました。
すると講師の先生から、お礼の返信が届きましたので紹介します。
校長先生 昨日は大変お世話になりました。子どもたちのキラキラした瞳がとても印象に残ります。 感想文もご紹介くださり、ありがとうございます。みんないろいろ考えてくれているのだなとうれしくなりました。 私にとってはこれ以上ない心の栄養剤です。先生方、PTAのみなさん、生徒のみなさんによろしくお伝えください。
以上、先生からの温かいお返事でした。
講師の先生は、新聞記者から大学教授になった経歴ですが、いろんな世界を見られて今に至るので、お話の重みや説得力が違います。
子ども達は、先生のいろんなエピソードをお聞きしましたが、心に残ったお話がそれぞれあったようです。ずっと大切なお話として心に残してほしいし、学んだことを今後の生活に活かしてほしいです。
子ども達の感想用紙から前回載せられなかった感想を載せます。3年生が中心です。
重度の障害のある妹を持った兄のお話を聞き、子どもはいつも純粋で素敵な優しさを持っています。それを壊してしまうのが一部の大人達。その優しさで社会があふれていれば、もっとカラフルな世の中になるのではないかと思いました。
違いを認めて、受け入れられるような人になりたいと感じました。これから成長して、社会の一員になった時に、その違いが生まれることが多くなると思いますが、「それもその人の良いところ」と認めていけるように心がけたいです。
これから過ごしていく社会の中で、弱者・強者関係なく、誰かを支えられる人になりたいと思います。
人には絶対に弱いところがあるから、みんながお互いの個性や弱いところを認め合いながら生活できる優しい社会になってほしいと思います。
高校に行くと、今までとは状況が変わり、新しいことが多くなるので、今日のお話を聞いて学んだことをこれからの生活に活かしていきたいです。
障害のある人をバカにするようなことが絶対にあってはなりません。なので、自分の考えを当たり前だと思うのではなく、いろんな目線で物事を考えられる人になりたいです。ソフトボール大会の話は感動しました。みんなでいい雰囲気を作って、「勝利の女神!」のような発言ができる人間になりたいです。
私も自分と違う意見は、否定するのではなく、「それもいいね」と賞賛できる人になりたいと思いました。
人間にしか考えられないことを自分でも考えて、命とは何か、生きる意味は何か、何がしたいのか、これから知っていきたいです。
素敵な感想ありがとうございました。
これからも皆さんとともに人権感覚を磨いて、「弱さを認める優しい社会」をいっしょに築いていきましょう。
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