オンライン会議終了後、フィリピンの学校と私たちで集合写真 |
昨年度より、あいかわプロジェクトが始まり、本校も昨年度から近隣の学校との会議で、さまざまな準備を進めてきました。
本校には外国に繋がりのある子ども達が全体の約20%いて、いろんな思いをしながら子ども達は日本で頑張って生活しています。
本校では、国際教育コーディネーターをおき、国際教育コーディネーターは国際教室に通う子ども達を中心にさまざまな課題に対して親身になって献身的な働きをしてくださっています。頭が下がる思いです。
特に、昨年度末の会議の中で、愛川町にフィリピンから来る子ども達が増えてきている実態の中、子ども達が安心して笑顔で日本で生活できる取組はないだろうか、という話になり、JICA横浜を通じて、フィリピン大使館とつなぐことになりました。
フィリピン大使館は大変連携に前向きで、日本にいるフィリピンの子ども達を元気づけたい、交流したい、とのことで、話がどんどん進んできました。1学期は、フィリピン大使館とJICA横浜の先生、フィリピンの学校、本校の国際教育コーディネーター・校長でオンライン会議をていねいに行ってきました。
2学期初めには、フィリピン大使館等との覚え書きも済ませ、9月20日(水)に理科の授業を行います。その前日の19日には、フィリピン大使館とやフィリピンの学校、愛川町教育長・指導室長・校長・国際教育コーディネーターがオンラインでつながり、セレモニーを行う予定です。フィリピン大使館が大変友好的に日本の教育を受け入れてくださっています。
「日本にいるフィリピンの子ども達に笑顔を、そして自分のアイデンティティを見つめなおしてほしい、オンライン授業を通して日本で頑張っていくという意識をさらに高めていく一つの機会となってほしい」という私たちの考えから、さらにパワーアップして正直かなりの大ごとになってしまった感じはありますが、まずはトライアルでやってみて、子ども達の感想を聞きながら、フィリピンの学校との検証をしていきたいと思っています。
これからも本校は、インクルーシブ教育・多文化共生教育を推進していきます。
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